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『薬屋のひとりごと』 アニメ感想・解説 第6話 |毒見役マオマオ大活躍!園遊会で明かされた里樹妃の秘密と驚愕の毒殺未遂

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アニメ『薬屋のひとりごと』第6話「園遊会」を視聴しました!

今回も事件あり驚きありで、見どころ満載でしたね。この記事では、薬屋のひとりごと アニメ 感想として、第6話のストーリーを詳細に振り返りつつ、考察も交えて語っていきます(※ネタバレ注意です)。

第6話では豪華な園遊会での妃たちの対立や、毒見役として奮闘する猫猫(マオマオ)の大活躍が描かれました。まさかあんな秘密が明かされるとは…!原作ファンも驚く展開に思わず声が出ちゃいましたよ。考察好きな方もニヤリとできるポイント盛りだくさんなので、ぜひ最後までお付き合いください。(ネタバレ注意)

目次

第6話のあらすじと全体の感想

第6話「園遊会」では、帝(みかど)主催の豪華な園遊会が舞台となります。玉葉妃・梨花妃・里樹妃・阿多妃の4人の上級妃が勢揃いし、皇族や高官たちも集う一大イベントに猫猫(マオマオ)も毒見役として参加することに。華やかな宴の裏で妃たちの侍女同士が火花を散らす緊張感たっぷりの幕開けでした。

そんな中、幼い里樹妃だけが周囲から浮いた存在で、侍女たちから陰口を叩かれてしまいます。今回の物語は、この里樹妃を巡るトラブルと、猫猫の毒見役としての奮闘が二本柱。会食の場面で毒殺未遂事件が発生し、物語は一気にミステリー展開に突入しました! 猫猫が「これ毒です」とさらりと言い放って場を騒然とさせたシーンには思わず「出たー!」と興奮しちゃいましたよ。

全体的な感想としては、緊迫の後宮ドラマに猫猫のマイペースな活躍が光っていてめちゃくちゃ面白かったです! 毒見役としてのプロ魂(?)を発揮する猫猫の姿には笑いも驚きも止まりませんでした。さらに、里樹妃の意外すぎる秘密が明かされるなど、原作ファンでも「そう来たか!」と唸る展開の連続。終盤では謎が深まるばかりで、早くも次回が気になって仕方ありません。

園遊会スタート!妃たちの侍女バトルと里樹妃の孤立

いよいよ園遊会が始まりました。秋の冷たい風が吹く中、盛装した妃たちが屋外に集められ、侍女たちは各自の主人の威信をかけてピリピリしています。普段は顔を合わせない他の宮の侍女同士が勢揃いし、まさに裏方代理戦争の様相です。出し物や宴が華やかなぶん、水面下では妃同士だけでなく侍女同士の対立もヒートアップ!みんな負けじと相手を牽制し合っていて怖いくらいでした。

そんな中で気の毒だったのが里樹妃(りしゅひ)です。他の年長の妃たちと違い、幼い彼女は会話の輪にも入れず一人ぼっち…。おまけに無邪気で世間知らずな振る舞いが目につくようで、周囲の侍女たちからはヒソヒソと陰口を叩かれてしまいます。「信じられない…九歳でお姑さんが9人もいるなんて」なんて嫌味まで聞こえてきて、さすがにこれは可哀想になってしまいました。里樹妃本人はポツンと取り残されて少し寂しそうでしたね。

とはいえ、まだ子供とはいえ彼女もれっきとした帝の妃。侍女たちも表立っては意地悪できないものの、陰でコソコソ言いたい放題です。その様子を見ていた猫猫も複雑そうな表情…。実際、第6話序盤はこの里樹妃の孤立っぷりが強調されていて、視聴者としても「こんな年端もいかない子が後宮で大丈夫なの!?」とハラハラしてしまいました。幼い妃ゆえの苦労がひしひしと伝わってきて、序盤から切ない気持ちになりましたね。

里樹妃の正体に仰天!先帝の妃&飛び交う簪の意味とは

園遊会の最中、猫猫はある侍女から驚きの噂を耳にします。なんと里樹妃は、先代の帝(先帝)の妃だったというのです!つまり現在の帝にとって里樹妃は元お妃様…関係性がややこし過ぎます。年端もいかない少女を妃にするなんて先帝のロ○コンぶりには思わず「マジか!」とツッコミたくなりました(苦笑)。傍目には娘ほど年齢差のある元姑=里樹妃と、年上の嫁=阿多妃(あたひ)の組み合わせなど、後宮の人間関係は複雑怪奇ですね。里樹妃本人に罪はないとはいえ、この出自が彼女を周囲から浮かせている一因かもしれません。

一方でシーンが変わり、妃たちから猫猫へのプレゼントとして**簪(かんざし)**が次々登場する場面が描かれました。どうやら前回、第5話で壬氏から贈られた簪を玉葉妃(ぎょくようひ)が目にしてヤキモチ…なんてシーンもありましたが、今回は猫猫が合計3本もの簪を手に入れていてビックリ!玉葉妃付きの武官である李白(りはく)からの一本に加え、なんと先日救った梨花妃(りふぁひ)までも猫猫に簪を直々にプレゼントしに来たのです。わざわざ別宮の侍女に会いに来るなんて破格の待遇ですよね。その場面には猫猫もポカンとしていましたが、周囲は「一体何事!?」とザワついていました。

猫猫は自分がもらった簪の価値や意味にはあまり関心がない様子でしたが、これは後宮内の派閥を超えて彼女が信頼を得ている証拠でしょう。玉葉妃・梨花妃と、これまで猫猫が救った妃たちはみな彼女に好意的。半分の妃を味方につけたも同然で、もはや猫猫無双状態ですね(笑)。「いったい次は誰を篭絡するの?」なんて冗談も飛び出しそうですが、それくらい猫猫の存在が後宮で大きくなっているのを感じました。

マオマオ本領発揮!毒見シーンがセクシーでヤバい!?

イベントもクライマックス、いよいよ会食の時間です。われらが猫猫の毒見役としての出番がやってきました!他の妃付きの毒見役たちが恐る恐る料理に箸をつける中、猫猫だけは淡々と平然と料理を口に運んでいきます。その肝の座りっぷりに周囲の武官たちもザワザワ…「なんかやたら威勢のいい侍女がいるぞ?」なんてヒソヒソされています。普段ビビりな毒見役の様子を見るのが嫌で目をつぶっていた李白も、思わず「ん?」と目を開けて猫猫に注目していました。

そんな周囲の心配をよそに、猫猫本人は毒見の仕事に集中…というか 楽しんで いました。次々と料理を味見しながら、「この毒はどんな成分かな?できればフグ毒も試してみたいなあ」なんて考えてニヤニヤしている様子には思わず吹き出しました。もはや毒マニアというか、変態じみてます(笑)。そしてついに問題の料理が登場します。普段なら青魚(サバ)が入っている酢の物「なます」なのに、猫猫の前に出された皿には代わりにクラゲが…?「あれれ?」と首をかしげつつ平らげる猫猫。その隣では里樹妃が青魚入りの皿を苦しそうに食べており、彼女付きの侍女がしてやったりとほくそ笑む姿が目に入りました。この時点で猫猫は何か不穏なものを感じ取っていたようですが、周囲はまだその異変に気付いていません。

続いて運ばれてきた温かいスープを一口すすった瞬間、猫猫の表情が豹変!うっとりと恍惚の表情を浮かべたかと思えば、ピタリと動きを止めスッ…と真顔に戻ります。そして静かに一言、「これ、毒です。」――。その途端、場内は騒然です。突然の告白に「えぇっ!?」と周囲もパニック!猫猫はスッと席を立つと、「少々席を外しますね」とでも言うようにそそくさと裏方へ退場してしまいました。残された妃たちや役人たちはポカーンですよね。当然です、毒が盛られたなんて一大事ですから!

極めつけは、猫猫の様子を怪しんでいたとある大臣が「本当に毒なのか?」と疑い、なんと残ったスープを自分でグビッと飲んでしまったんです!案の定その場でバタリと昏倒…。もう何やってんの大臣!とツッコミたくなりましたが、猫猫があまりにケロッとしてたので疑いたくなる気持ちも分からなくはないです(笑)。それにしても毒見役なのにあの色っぽいうっとり顔…猫猫ちゃん、ある意味恐ろしい子です。壬氏もあの様子を見ていたら、ドン引きするのも無理はないですね。

毒殺未遂の真相!里樹妃を救ったまさかのいたずら

さて、毒見騒動の後始末です。裏方に下がった猫猫は壬氏に連行されて医務室へ。さすがの壬氏も「お前バカだろ」と言いたげに激おこです。猫猫はというと「あのまま毒を全部飲み干したかったのに…」と残念そう。ちょ、命がけで何言ってるの!?と周囲はドン引きですが、本人はケロリ。「残りのスープも飲みたい」なんて上目遣いでせがむ猫猫に、壬氏様が「ダメに決まってるだろ!」と呆れる気持ち、痛いほど分かりますね…。結局猫猫は自分で用意していた強力な吐剤を飲んで綺麗さっぱり全部リバース。毒への対策も完璧という抜かりのなさに苦笑してしまいました。

一方、壬氏は今回の毒盛り事件の黒幕について猫猫に問い質します。「誰が玉葉妃を狙ったのか…?」と。しかし猫猫は「おそらく狙われていたのは玉葉妃ではありません」と看破。代わりに里樹妃と彼女付きの毒見役侍女を呼び出してもらいます。壬氏からお呼びがかかったとウキウキ顔でやって来た里樹妃ですが、用件が猫猫だと知ると態度が激変!ふてぶてしく腕をボリボリ掻いています。猫猫はその袖をまくり上げ、「魚介を食べると痒くなったりしませんか?」と問いかけました。見ると里樹妃の腕には蕁麻疹のような発疹が…そう、彼女は青魚アレルギー体質だったのです。

実は先程、里樹妃が苦しんでいた原因は毒ではなくアレルギー反応でした。彼女の侍女が悪ふざけで配膳のお皿を入れ替え、本来里樹妃に出されるはずだった“青魚入りのなます”を玉葉妃側に、逆に玉葉妃用の“クラゲ入りのなます”を里樹妃に食べさせていたのです。侍女は里樹妃の魚嫌いを「好き嫌いしちゃダメ」と懲らしめるつむりのイタズラだったのでしょうが、アレルギー持ちとは露知らず…結果的に里樹妃は呼吸困難寸前になってしまったわけです。猫猫は「人によっては命に関わる。知っていて食べさせたなら毒を盛ったのと同じだよ?」と厳しく指摘し、侍女に青魚厳禁の注意書きを渡しました。さらに「次にこんな真似をしたらどうなるか、分かってるよね…?」とニコリと脅しも添える猫猫。子猫ちゃんの笑顔が怖すぎる…(震)。侍女はガタガタ震えて平伏し、里樹妃もポカンとしていましたが、結果的にはこのイタズラが彼女の命を救う形となりました。

では、肝心のは誰を狙っていたのか?猫猫の推理により、毒入りスープは元々里樹妃を狙ったものだったと判明します。侍女が皿を入れ替えたせいで、毒入り料理が偶然玉葉妃側(=猫猫の口)に運ばれただけだったのです。なんという皮肉でしょうか…。もしイタズラがなければ、里樹妃とその毒見役侍女が毒で命を落としていた可能性もあります。逆に猫猫が毒を食い止めてくれたおかげで誰も死なずに済みました。ある意味、猫猫が里樹妃の命の恩人になったわけですね。

しかし犯人探しはこれからです。実は園遊会には阿多妃(あたひ)という新顔の妃が出席しており、筆者は「こいつ怪しい…」と序盤から疑っていました(笑)。里樹妃を亡き者にしようとする動機がありそうなのは彼女くらいですし、何より現時点で素性が明かされていないミステリアスさ!とはいえ断定はまだできません。壬氏の側近・高順(こうじゅん)「先日の木簡の件と関係がありますかね?犯人なら火傷痕があるはずですが…」と示唆していましたが、今回の侍女には該当せず。壬氏も「いったい誰が…」とつぶやき、事件は謎を残したまま次回へ持ち越しとなりました。複数の事件が同時進行したせいで話がややこしくなっていますが、一体真の黒幕は誰なのか…気になって夜も眠れません!

第6話考察まとめ: ますます深まる謎と猫猫の活躍に今後も期待!

第6話「園遊会」は以上のように、毒殺未遂事件あり衝撃の身分暴露ありと盛りだくさんの内容でした。序盤に里樹妃が陰口を言われていたのも、侍女たちが無知ゆえに彼女の出自や体質を理解していなかったからかもしれませんね。現代ではアレルギーも広く知られていますが、それでも「好き嫌いするな」と無理強いする人は今でもいるくらいですから、時代背景を感じます。知識の無さが偏見を生み出し、それが悲劇を招く…考えさせられる部分もありました。

とはいえ終始シリアス一辺倒ではなく、猫猫と壬氏のやり取りやコミカルな演出も多くて笑わせてもくれました。特に壬氏が猫猫の手を引っ張って介抱しようとする場面で、猫猫があっさり手を振り払うくだりには思わずクスッとしましたね。普通の侍女ならイケメンに手を取られたらドキドキものなのに、猫猫はマイペースすぎます(笑)。そんなツンデレ(?)な二人の関係性も微笑ましく、今後の展開での進展が気になるところです。

一方、事件の黒幕や動機は未だ闇の中。今回登場した阿多妃の存在や過去の木簡事件との関連など、ミステリー要素がグッと深まってきました。原作ファンでも結末を知っていても、このアニメならではの描写や演出でハラハラドキドキできるのではないでしょうか。もちろん未読の方は、「誰が犯人なんだ!?」とワクワクが止まらないですよね。

最後に、個人的な第6話の満足度を一言で表すなら「神回!」です。毒見役マオマオの活躍ぶりといい、里樹妃の秘密の衝撃といい、見応えたっぷりでした。猫猫の異能っぷり(?)には毎回驚かされますが、それ以上に彼女の行動が周囲を変えていく様子を見るのが痛快です。次回第7話「里帰り」ではまた新たな展開が待っていそうで、今から楽しみでなりません。以上、薬屋のひとりごと アニメ 第6話 考察記事でした!最後までお読みいただきありがとうございます。

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