まず最初に声を大にして言いたいのは、第1話からウィッチウォッチが期待以上に面白いということです！
2025年春アニメ（日5枠）としてついにスタートした本作は、魔法と青春が交差する新感覚ラブコメとして大注目でした。週刊少年ジャンプ原作のジャンプアニメということで放送前から話題になり、魔法アニメファンや原作ファンはもちろん、2024年春アニメで盛り上がった視聴者層も取り込む勢いです。第1話「魔女の帰還」は、幼なじみの再会から始まるギャグとシリアスの絶妙な物語で、終始ワクワクが止まりませんでした！
幼なじみの魔女が帰ってきた！ドタバタの同居生活スタート
第1話冒頭は、幼いニコ（若月ニコ）と守仁（乙木守仁）の別れのシーンから始まります。
幼なじみである二人は子供の頃に「いつかまた会おうね」と約束しますが、魔女になるためにニコが修行の旅に出てしまうのです。
夕焼けの中で交わす約束に胸がジーンとしましたね。時は流れ、舞台は高校生になった現在へ——ついに魔女修行を終えたニコが帰還します！
玄関のチャイムも待ちきれないのか、なんとニコは窓から豪快に登場！突如「ダイナミック入室」を決めたニコに、私は思わず「勇敢な空き巣か！？」とツッコんでしまいました(笑)。6年ぶりの再会だというのに、ニコは元気いっぱいに「今日から一緒に住むからね！」と宣言し、守仁はビックリ仰天！幼なじみとの突然の同居生活スタートに、真面目な守仁は早くも翻弄されっぱなしです。
再会早々、ニコは勢い余って家のガラスを割ってしまい、即土下座で平謝りする羽目に…。
久々の再会シーンが感動よりも笑いで始まるとは、いい意味で予想を裏切られました。
魔女の力を得て大人びた印象で戻ってきたニコですが、中身は相変わらずのドジっ子ぶりで安心(?)です。守仁はというと、驚きつつもどこか嬉しそうで、幼なじみが帰ってきた喜びが隠しきれていない様子でしたね。
二人の掛け合いから早くもギャグ全開で、序盤から笑いが止まりません！
ニコの魔法で家が大惨事！？ドタバタ同居コメディ全開
賑やかな再会の後、ニコと守仁の同居生活が本格的に始まります。
さっそくニコは魔法の力で荷物を運ぼうとしますが、その魔法制御が甘すぎて天井に荷物ごと突き刺さるという大惨事に発展！
まさかのハプニングに「とりあえず片付けようか(笑)」と呟く守仁の表情には、呆れを通り越して諦めすら感じられました。
魔法のエフェクトで部屋中がキラキラになっても、散らかった部屋は誤魔化せないのがまたシュールです。このシーン、アニメで見ると迫力満点で大笑いしてしまいました。
さらにニコは掃除中にも魔法を使ってしまい、家具たちが踊り出すように動き回る始末！
魔法が原因の奇想天外なトラブルが次から次へと連発し、もう守仁も私たち視聴者もツッコミが追いつきません(笑)。ニコ本人は「修行はちゃんと終えたはずなんだけど…？」と首を傾げていますが、どう見ても修行成果が怪しいですね。
魔法アニメらしいファンタジックな描写と日常生活のギャップがこれでもかと描かれ、第1話にして早くもウィッチウォッチの世界観に引き込まれました。
ドタバタだけど憎めないニコのキャラクターに、原作未読のアニメ初心者の方もきっと一瞬で心を掴まれたのではないでしょうか。
モリヒト（守仁）の苦労と優しさが光る！ギャグとシリアスの絶妙なバランス
ニコに振り回されつつも、守仁は根が真面目で責任感の強い少年です。
同居初日から魔女×ドジっ子のニコに右往左往させられていましたが、それでも彼なりにニコを受け入れ支えようとする姿にグッときました。
例えば、ニコが当然のように「お布団は一つでいいよね？」と二人で同じ部屋で寝る気満々で言い出した時の守仁！顔を真っ赤にして大慌てする姿には思わずニヤニヤしてしまいました。
ですます調で丁寧に断りつつも動揺が隠せない守仁が可愛らしいです。このように胸キュン青春ラブコメなシーンも織り交ぜつつ、基本はテンポの良いギャグで爆笑させてくれる展開の連続でした。
一方で、第1話では早くもシリアスな伏線も登場します。
実はニコが戻ってきた背景には「古い盟約」と「災いの予言」があり、守仁にはニコを守る使い魔としての使命が課せられていたのです。
突然同居することになったのも、ただのラッキー展開ではなく予言された重大な危機から彼女を守るためだったと明かされ、物語に一気に深みが増しました。
ギャグ満載の中盤までとのギャップに「おっと、そう来たか！」と驚かされましたが、このギャグとシリアスの緩急こそジャンプアニメならではの醍醐味ですよね！
守仁が真剣な表情で「必ずニコを守る」と心に決めるシーンでは、思わずこちらまで背筋が伸びる思いでした。
謎の「災いの予言」と封印された鬼の力…今後の展開に期待！
物語終盤、ニコにはまだ知らされていない「ニコに迫る災いの予言」の存在が語られます。
魔女界の長老たちが下したというその予言は内容こそ不明ですが、近い将来ニコの身に危機が訪れるという不吉なもの。
守仁自身も詳細は聞かされておらず、とにかく「彼女を守れ」とだけ伝えられている状況です。
突然ニコのボディーガード役となった守仁ですが、幼なじみを守るためにその重責を引き受ける決意を固めていく姿にジーンとしました。
普段は不器用で照れ屋な守仁が、いざという時に頼もしすぎます！
さらに興味深いのが守仁の持つ「鬼の血」、つまり鬼の力の存在です。
普段は封印されて滅多に使えないそうですが, ニコを守るためならその封印されたパワーを解放する可能性も示唆されました。これには燃えましたね…！
普段は人間離れした怪力を隠して生活している守仁が、本気を出したら一体どれほど強いのか？少年ジャンプらしいバトル要素の伏線が第1話からしっかり張られており、ギャグコメディだけじゃないぞとアピールしてくるあたり流石です。
ギャグとシリアスのバランスが神がかっているウィッチウォッチですが、この先シリアス展開になったときにどんな熱い物語が待っているのか、今から楽しみで仕方ありません。
原作ファンもニヤリ！小ネタ満載の演出と第1話の見どころ
アニメ「ウィッチウォッチ」第1話は、原作ファンがニヤリとできる小ネタや演出も盛り込まれていて終始飽きさせませんでした。
たとえばオープニング映像では、原作者・篠原健太先生の前作である「SKET DANCE」のワンシーンをオマージュした構図が登場するとネット上で話題になりました。
3人で寝転ぶカットなど、ジャンプアニメ好きなら思わず「おっ！」と反応してしまう嬉しい演出です。細部まで遊び心たっぷりで、こういうサービス精神はさすがだなと感心しました。
肝心の本編でも、ニコ役の声優さん（花守ゆみりさん）のハマり具合が素晴らしく、ニコの可愛さとドジっ子っぷりが倍増して感じられました！
守仁役の声優さん（梅原裕一郎さん）の渋いイケボと朴念仁っぷりも最高で、二人の掛け合いはテンポ抜群。原作漫画の雰囲気を大切にしつつ、アニメならではの表現で笑いどころがさらにパワーアップしていましたね。
個人的にはニコが魔法でやらかす度に入る効果音やコミカルなリアクション映像にツボってしまい、終始ニヤニヤが止まりませんでした(笑)。
やはり映像と音声がつくと笑いの破壊力が段違いです。
原作を知っているシーンでも思わず声を出して笑ってしまうほどで、アニメスタッフの演出力に脱帽しました。
第1話を観た感想まとめ｜魔法×青春の最強コメディが始まった！
最後に、第1話「魔女の帰還」を観終えての感想をまとめます。
率直に言って、期待以上の大満足なスタートでした！魔法ありギャグあり胸キュンありで、30分間があっという間です。
明るく前向きだけどドジな魔女・ニコと、クールで頼れるけどちょっぴり不器用な鬼の少年・守仁。二人の織り成す掛け合いは笑えてキュンとして、「ギャグとシリアス」両方の魅力がぎゅっと詰まっていました。
第1話にしてこれだけ盛りだくさんに楽しませてくれるウィッチウォッチ、2024年春アニメの話題作にも負けない勢いでこれから人気が出そうな予感がします。
今後、予言された災いが具体的にどんな形で二人に降りかかるのか、そして守仁の鬼の力が解放される瞬間が来るのか…想像するだけでワクワクが止まりませんね！
もちろん、ニコの魔法修行の成果（？）にも引き続き注目です。ドタバタの中にも絆が深まっていく二人の日常から、目が離せません。原作ファンもアニメから入った初心者も、一緒に笑って驚いてキュンとできるウィッチウォッチの世界、これはもう見逃せませんよ！
次回以降の展開にも期待大です！