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『薬屋のひとりごと』 アニメ感想・解説 第5話 |猫猫の推理力と壬氏の正体に迫る驚きの展開とは

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『薬屋のひとりごと』アニメ第5話「暗躍」を視聴しました。

今回は“呪い”を巡るミステリーと、華やかな園遊会(えんゆうかい)前夜のドタバタが描かれ、終始ワクワクさせられました。猫猫(まおまお)が冷静沈着に事件を推理する前半と、後半の賑やかな準備シーンとのギャップが面白いです。さらには猫猫の推理力が光る瞬間や、壬氏の正体に迫るような驚きの展開まであり、第5話も盛りだくさんでした!

ストーリーは、梨花妃(りふぁひ)の快復により翡翠宮(ひすいきゅう)で平穏な日々を過ごす猫猫から始まります。そこへ怯えきった宦官が「呪いを解く薬が欲しい」と駆け込んでくるところから一気に波乱の幕開け!猫猫が怪しげな“呪い”の正体を見抜き、壬氏(じんし)もそれに興味を示します。その後、猫猫は園遊会に向けて同僚たちと準備に奔走し、普段とは違う美しい姿を披露。これにはあの美貌の宦官・壬氏も思わずドギマギ…?終盤には猫猫の身に思わぬ贈り物もあり、視聴者としてもニヤリとしてしまいました。

(※以下、第5話のネタバレを含む感想・考察です!まだ視聴していない方はご注意ください。)

目次

呪いの正体判明!猫猫の推理力が光る前半パート

第5話前半は、震える宦官が訴える「呪い」の謎解きから始まります。宦官曰く、焼却炉で女物の衣に包まれた木簡(もっかん)を燃やしたところ、炎が七色に変化し、自分の手までかぶれてしまったとのこと。普通なら「幽霊の祟りか!?😱」と怯えてしまいそうな場面ですが、薬師である猫猫は動じません。炎色反応による色の変化だとすぐに見抜き、「呪い」ではなく何らかの化学反応だと冷静に判断します。この辺り、猫猫の博識ぶりと推理力が冴え渡っていて痛快ですね。

猫猫は宦官の手のかぶれにはすかさず軟膏を調合し処方します。宦官もひとまず一安心…と思いきや、その薬を用意する様子を目ざとく見ていた壬氏に呼び出される展開に!壬氏は猫猫から話を聞くと、木簡が女物の服と一緒に燃えていたことに着目し、「火傷を負った侍女がいるはずだ」高順(こうじゅん)に命じて捜索を指示します。どうやら今回の“呪い騒ぎ”は、単なる怪奇現象ではなく後宮内で誰かが仕組んだ暗号のようです。猫猫の論理的な推理と壬氏の迅速な対応により、不気味だった事件の全貌が少しずつ見えてきました。科學(?)でオカルトを一蹴する猫猫、さすがの活躍です!

園遊会前夜:侍女たちの準備合戦と猫猫の発明

後半は、年に二度の大イベント「園遊会」を翌日に控え、後宮中が慌ただしく準備を進める様子が描かれます。玉葉妃(ぎょくようひ)の翡翠宮でも侍女たちが「負けていられない!」と気合十分です。今回は帝のお子である鈴麗(りんりー)公主のお披露目も兼ねていて、玉葉妃陣営は特に力が入っていました。妃たちを美しく着飾らせるのはもちろん、侍女たち自身も華やかに装い、他の宮に負けない存在感を見せつけようと張り切っています。

普段は質素な猫猫も例外ではなく、同僚に引っ張り出されて髪を整えられ、着飾ることに…。さらに玉葉妃からは「うちの侍女だと分かる印よ」と首飾りまでプレゼントされ、猫猫も思わずポカンです。**「変な虫がつかないようにね」**という玉葉妃の一言に、侍女一同クスリと笑ってしまいました。

しかし当の猫猫は、美しく着飾るよりも実用性が気になる様子。春とはいえ夜は冷えるため、なんと下着に懐炉(かいろ)を仕込めるポケットを自作で縫い付け、生姜入りの飴も用意して寒さ対策を万全にします。その庶民的(?)アイデアに周囲の侍女たちも「私にも作って!」と殺到!猫猫は渋々(でも手際よく)量産し、いつの間にか翡翠宮の人気者になっていました。普段は地味に目立たぬよう過ごす猫猫ですが、困ったとき頼られる存在になっているのが微笑ましいですね。こうして着々と園遊会の準備は進み、猫猫も未知の大舞台に向けて着飾ることになるのです。

猫猫、華やかに変身!そばかすの秘密に驚愕

ついに迎えた園遊会当日目前、猫猫が本気メイクで華やかに変身する場面は、第5話屈指の見どころです。普段は顔じゅうに描いているそばかすを全て落とした猫猫の素顔は、侍女仲間も思わず息を呑む美しさ!あの壬氏ですら、初めて見る猫猫の美貌に一瞬言葉を失い、目を見張ってしまいます。いつも涼しい顔の美形宦官があからさまに動揺するレアシーンに「おやおや?」とこちらもニヤニヤ…。壬氏ファンならずとも、彼の驚きぶりにはちょっと萌えてしまいました(笑)。

しかし猫猫がそばかすを描いていた理由を聞くと、一転して切ない空気に。猫猫は幼い頃に人攫(ひとさら)いに遭い、妓楼に売り飛ばされた過去を持っています。自らの美貌が災いして命の危険に晒された経験から、「目立たぬように」わざとそばかすだらけの地味な容姿を装っていたのです。そんな過酷な体験をさらりと語る猫猫に、壬氏もさすがにショックを受けた様子でした。「管理が行き届いていなくて、すまないな」と静かに告げる壬氏…。まるで自分の責任であるかのように謝罪するその瞳は、どこか悲しげです。普段飄々として掴みどころのない壬氏が見せた、優しさ責任感に胸を打たれました。

壬氏の正体に迫る伏線?垣間見えた優しさと素顔

謝罪の後、壬氏はふと自分の髪から一本の銀の簪(かんざし)を外し、猫猫に手渡します。まさかのプレゼント展開に猫猫もポカン。「え、これ私に?」と戸惑う猫猫に、壬氏は「つけておけ」と静かに告げました。髪に簪を挿してもらった猫猫が「痛いです…」とぽつり漏らすと、さすがの壬氏も気まずそうに苦笑い。突然の簪贈呈に周りの侍女たちは「いいなぁ〜!」と大騒ぎです。猫猫本人は簪をもらう意味など露知らず、「欲しいならあげてもいいけど…これ、どうやって三人に分けようか?」なんてズレたことを考えていましたが(笑)。この天然っぷりには思わずクスッとしてしまいました。

簪を贈る行為は後宮では特別な意味を持ちます。それは「あなたは私のお気に入りです」と周囲に宣言するようなもの。まして壬氏のような男性から女性への簪となれば、ある種の求愛や引き抜きのサインとも取られかねません。宦官であるはずの壬氏が侍女に簪を渡すなんて異例中の異例で、周囲が色めき立つのも当然でしょう。普段クールな壬氏が思わずそんな行動に出てしまったこと自体、彼の内に秘めた熱量を感じさせます。第5話では序盤に馬閃(ばせん)という屈強な男と壬氏が剣術の鍛錬をするシーンも描かれていました。美しい顔に似合わず武人としての腕前を持つ壬氏…一体何者なのでしょう?猫猫に見せた優しい横顔といい、帝の弟と噂される身分といい、ただ者ではない雰囲気がプンプンです。もしかして壬氏の正体に関わる重要な伏線が、今回のエピソードには潜んでいたのかもしれません!視聴者としても「壬氏さん、あなた何者!?」とツッコミたくなる展開でした。

まとめ – 第5話の考察と今後の展開に期待

以上、『薬屋のひとりごと』アニメ第5話の感想と考察をお届けしました。猫猫の推理力が存分に発揮され、呪いの真相を見事に暴いた前半から、園遊会に向けての意外なドタバタと胸キュン展開まで、盛りだくさんでしたね!特に猫猫と壬氏の距離感には大きな進展があり、簪の贈与という驚きの展開には筆者も思わず「ニヤリ」としてしまいました。第5話だけでも考察が捗る要素満載でしたが、この先の物語にもますます引き込まれてしまいます。

次回はいよいよ園遊会本番。豪華絢爛な宴の裏で、一体何が起ころうとしているのか…?今回判明した木簡の暗号や、4人の妃が一堂に会する緊張感からして、不穏な事件が起きる予感がします。もしかしてを巡る新たな騒動が発生するのでは…とハラハラが止まりません!果たして猫猫は持ち前の推理力で再び真相を暴き、皆を救うことができるのか。そして壬氏の素顔(正体)は今後さらに明らかになっていくのか、要注目です。第5話で深まった伏線を胸に、次回の展開を楽しみに待ちましょう!

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