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『ウィッチウォッチ』アニメ感想・解説 第7話 |カンニコチャンネル&お茶の心はお茶の子さいさい

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カンニコチャンネル企画と最初の奮闘

第7話「カンニコチャンネル/お茶の心はお茶の子さいさい」では、若月ニコと風祭監志が「なんか儲かるらしい」という理由だけで動画チャンネル(通称カンニコチャンネル)を始める壮大な計画が描かれています。

冒頭から二人はノリノリで自作オリジナルソングを熱唱するなど、本気で動画制作にのめり込んでいる様子!しかし出来上がった動画は正直なところ酷い内容で、効果音もサムネイルも全てがセンスゼロ!まさに『素人が作る動画』そのものでした。
そんなやりとりを見つめていた守仁(モリヒト)が「これは酷い…」と苦言を呈するシーンは思わず爆笑。監督の池畠さんの演出もさることながら、二人の目が点になるリアクションが最高です!

この始まり方、衝撃と笑いが詰まっていて、原作ファンなら「こんな出だしがあったとは!」と驚くこと間違いなしです。

真神圭護の指南で学ぶ動画制作

守仁からの紹介で登場した真神圭護(マガミケイゴ)は、クラスメイトの“サブカル系マニア”という異名を持つユニークな配信者。公式サイトでも「サブカルクソ野郎」と呼ばれる彼ですが、実は自前の機材でYouTubeライブ配信をしている本格派。
風祭とニコは真神くんの長すぎる映画レビュー動画を見ることに。最初は興味深そうにしていた風祭も、延々と本編の進展がない真神くんのトークにイライラ爆発!「もっと本題に行け!」と速送りするシーンは思わず共感しました(笑)。

守仁いわく「自己承認欲求の塊」な真神くんですが、そのプロっぽい編集技術は侮れず、守仁から「OPやサムネの作り込み、BGM選びが大事」というアドバイスを受けます。
ここでのやりとりはギャグと解説が同時に楽しめる神展開で、動画づくりの要点もしっかり学べる至れり尽くせりなシーンになっています。

バズった意外な動画と配信活動の成果

真神くんからアドバイスを受けたニコと監志は、早速ゲーム実況にチャレンジすることに。守仁が提供した変テコなゲーム『スライムローションゲルアメーバ』を舞台に、ニコがプレイヤー、監志が毒舌ツッコミ担当で撮影スタート!
完成した映像を見た守仁は「出演者の魅力が伝わっている」と大絶賛。真神くん独特のセンス、監志の軽妙なツッコミ、そしてニコの可愛さが遺憾なく発揮され、視聴者からのリアクションも爆上がりします。

実際にこの動画は3本公開するや否やあっという間にバズって、再生回数が一気に跳ね上がる爽快感!とはいえ、頑張って作ったとはいえすぐに熱が冷めてしまうのがニコと監志流。
成功の余韻に浸りながらも、「次はもっと面白い企画を考えないとね」と早々に話題作りに頭を悩ませる二人の姿に、思わずクスリ(笑)。短時間で盛り上がり、そして冷める。
そんな波乱万丈な配信ドキュメントは視聴者も楽しめる心地よいテンポで、最後まで飽きさせませんでした!

清宮涼華登場!茶道チャレンジ開始

物語は後半、学園の生徒会長・清宮涼華(きよみや りょうか)が登場するエピソードへ。成績優秀・才色兼備の彼女にニコは密かに憧れていましたが、なんとお茶会に関してはドジっ子だったという驚きの展開が!

清宮は「知識はあるけど実技が全然ダメ」という悩みを抱え、祖母からの厳しいお達しで茶道のテストに合格しないと習い事を増やされてしまう状況に追い込まれています。
そこでニコに「魔法で器用にして!」とお願いする清宮に対し、ニコは守仁とシンクロして本番に臨むアイデアを思いつきます。つまり清宮の勉強を守仁が代わりに行うという奇策です。
ニコと守仁は茶道部の協力を得て猛特訓、さらに真神圭護に小型カメラ付きメガネを借りて会場の設営も完璧!二人三脚(?)でいよいよ茶道テストに挑むことになります。
身近なキャラが突然“お茶会チャレンジ”に取り組む姿はコミカルそのもの。見ているこちらまで緊張とワクワクが高まりました。

茶道テストの結末と教訓

茶道テスト当日。守仁はニコとシンクロしながら茶室に入り、いざ試験開始!しかしドアを開けるのに手がかからず「カリカリ…」という音を立て、お祖母様は「ネコでもいるの?」と大慌て。
その後も茶菓子に用意された『カントリーマアム』に思わずむせかえり、点てたお茶は口にうまく含めずズルリと周りにこぼれてしまいます。この時点でお祖母様から「不合格」の烙印を押されてしまうのですが、そこでまさかの展開が。
なんと試験会場にスズメバチが侵入!お祖母様がパニックになる中、守仁はシンクロ状態のままお茶の柄杓(ひしゃく)でハチを見事キャッチ。
その美しい所作にお祖母様は「今世で最も美しい動き!」と感嘆し、一発合格を言い渡します。

最後にはお祖母様から「もう一度お琴の試験を頼むわね」という無茶ぶりが飛び出すと、守仁はキメ台詞「お断りだ(琴)!」で軽やかに返答して締め!
笑いと感動が交錯するこのオチには、筆者も思わずニヤリ。技を盗むどころか茶道の真髄ともいえる“心”の部分まで見せつけられ、深い余韻に浸りました。

第7話総評&感想まとめ

「ウィッチウォッチ」第7話は、とにかく笑いと驚きの連続でした!
カンニコチャンネル編では現代っ子ならではのコメディが炸裂し、ニコと監志の斜め上すぎる発想に笑いが止まりません。

続く茶道編では日本文化をネタにしつつ、守仁とニコのコンビプレイが光るお茶会ドタバタ劇。原作漫画の奇想天外さを忠実に再現しつつ、アニメならではの動きや声優さんの演技も相まって120%楽しめる作り込みに感激しました。

アニメーションや音響効果にも凝りが見え、特にゲーム配信シーンの演出は秀逸!守仁のキレ芸(!?)とニコの天然ボケのコンビには腹筋崩壊必至ですし、清宮涼華とお祖母様の温かいやり取りには思わず目頭が熱くなる場面もありました。
原作ファンもアニメから入った人も満足できる絶妙なバランスで、クライマックスまで飽きさせません。第7話のストーリー解説と感想は以上です。
次回も引き続き、ますますカオスになる魔法世界で一緒に大騒ぎしましょう!

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